RULES

フォーマルな場に相応しい正しい装いのルールを紹介します

昼の装い

午前中から午後4時くらいまでの礼装です

モーニングコート

格式

正礼装

着用シーン

  • 結婚式・披露宴
  • 卒業式・入学式
  • 叙勲・園遊会
モーニングコート

上衣

黒の1つ釦のジャケットでピークトラペルが基本
前身ごろの腰あたりから後ろ裾にかけて曲線的になっている(カッタウェイ)

ベスト

グレーやアイボリーが基本
黒のベストを着用の際は必ず白襟を付ける

パンツ

グレーの縞柄のコールズボン
裾はシングルのモーニンカット

シャツ

ウイングカラーシャツかレギュラーカラーシャツで、色は白無地で前立にヒダ等の飾の無いシンプルなタイプ
袖口はダブル、シングルどちらでもOK

タイ

グレーや黒の縞柄のネクタイ、シルバー無地のネクタイもお勧め
アスコットタイの場合は必ずウイングカラーを着用する

サスペンダー

白黒の縞柄やグレーの無地、黒無地等
ベルトは不可

カフス

白蝶貝や真珠等の白い石

チーフ

白い麻のチーフ

手袋

グレーの鹿革が正式 布製の白で代用しても可

黒の内羽根式ストレートチップ

ディレクターズ・スーツ

格式

準礼装

着用シーン

  • 結婚式・披露宴
  • 卒業式・入学式
ディレクターズ・スーツ

上衣

黒のシングル1つ釦ピークドラペルがノーベント基本
2つ釦、3つ釦、ダブルも可

ベスト

シルバーグレー系が基本
オフホワイト、シャンパンゴールドでも良い

パンツ

グレーの縞柄のコールズボン
裾はシングル

シャツ

ウイングカラーシャツかレギュラーカラーシャツで、色は白無地で前立にヒダ等の飾の無いシンプルなタイプ
袖口はダブル、シングルどちらでもOK

タイ

グレーや黒の縞柄のネクタイ、シルバー無地のネクタイもお勧め
アスコットタイの場合は必ずウイングカラーを着用する

サスペンダー

白黒の縞柄やグレーの無地、黒無地等
ベルトは不可

カフス

白蝶貝や真珠等の白い石

チーフ

白い麻のチーフ

手袋

グレーの鹿革が正式で、布製の白で代用しても可

黒の内羽根式ストレートチップ

ブラックスーツ

格式

準礼装

着用シーン

  • 結婚式・披露宴
  • 卒業式・入学式
  • 記念式典
ブラック・スーツ

上衣

黒のシングル1つ釦ピークドラペルがノーベント基本
2つ釦、3つ釦、ダブルも可

パンツ

上衣と共生地の黒で裾はシングル

シャツ

色は白無地が基本だがドビー柄や、パステルカラーでも良い
衿はレギュラー、ウイングカラーお好みで、袖口はシングル、ダブルどちらでもOK

タイ

グレー系の無地、ストライプ、小紋のネクタイが基本だが、ネイビーやパステル系の色でもOK
蝶ネクタイやアスコットタイを組み合わせても良い

チーフ

白のシルク、麻が基本だが、タイと色を合わせてコーディネートしてもOK

黒の内羽根式ストレートチップかプレーントウ

ダークスーツ

格式

略礼装

着用シーン

  • 結婚式・披露宴
  • 卒業式・入学式
ダークスーツ

上衣

色はチャコールグレーかミッドナイトブルーの無地か無地に近い柄

パンツ

上衣と共生地

シャツ

白のレギュラーカラーが基本だが、ウイングカラーも可

タイ

グレー、ネイビー系のネクタイが基本で、蝶ネクタイ、アスコットタイもOK

チーフ

シルクの白やシルバーが基本だが、タイと合わせて他の色も可

黒のシンプルなデザイン。

夜の装い

午後4時以降の礼装です
昼の礼装に比べて華やかさのある装いです

燕尾服

格式

正礼装

着用シーン

  • 宮中晩餐会
  • ノーベル賞、舞踏会
  • 大綬章親授式
  • 結婚式、披露宴(本人)
テイルコート

上衣

衿はピークドラペルで拝絹地付き、前はウエスト部分を水平に裁ち、後部は細腹と呼ばれる腰縫い目が入り、そこから短冊状に、テールがつけられる 釦はかけずに着用

ベスト

衿付きで白のコットンピケ素材 シングルかダブル

パンツ

深めの股上でサイドに2本の側章入り
側章の素材は拝絹地か黒のモール
裾口は必ずシングルでモーニングカット

シャツ

ウイングカラーのイカ胸シャツで、スタッドボタンを使用するタイプ 袖口はダブルまたはシングルカフス

タイ

ベストと共生地でコットンピケの蝶ネクタイ

サスペンダー

白のフェルトが基本 ベルトは不可

カフス&スタッド

白蝶貝のカフスとスタッドボタンをセットで付ける

チーフ

白のシルクか麻

手袋

白の鹿革が正式 布製でも可

黒のエナメル素材のオペラパンプスかプレ-ントウ

タキシード

格式

正礼装

着用シーン

  • 晩餐会、クルーズ
  • 記念式典、表彰パーティー
  • 結婚式、披露宴
タキシード

上衣

拝絹地付きのピクドラペルかショールカラーの1つ釦が基本でダブルも可
脇ポケットはフラップ無しの両玉縁で、ノーベントが正式

パンツ

サイドに1本側章入りで、側章の素材は拝絹地か黒のモール
裾口は必ずシングル

シャツ

白のウイングカラーかレギュラーカラーで前身頃がプリーツ付き
前立部分にスタッドボタンを付けるのが正式で、スタッドを使用しないタイプの場合は必ず比翼仕立て
袖口はダブルかシングル

タイ&カマーバンド

黒の蝶ネクタイに共生地のカマーバンドが基本で、素材は拝絹地で出来た上質な物がベスト
※ブラックタイの指定がなければ色柄物でもOK

サスペンダー

黒系のタイプで、ベルトは不可

カフス&スタッド

オニキスや黒蝶貝等の黒が基本だが、ミッドナイトブルーのタキシードの場合はネイビー系の色でもOK

黒のエナメル素材のオペラパンプスかプレ-ントウ

ダークスーツ

格式

略礼装

着用シーン

  • 結婚式の2次会
  • パーティー
  • ディナーショー
ダークスーツ

上衣

色はチャコールグレーかミッドナイトブルーの無地か無地に近い柄

パンツ

上衣と共生地

シャツ

白のレギュラーカラーが基本だが、ウイングカラーもお勧め

タイ

蝶ネクタイ、アスコットタイ、ユーロタイ等で昼の装いより少し華やかさを意識した色や素材を選ぶと良い。

黒のシンプルなデザイン